「マクロビオティック」は無限の宇宙を弁証法的に捉えた東洋哲学と医学の生物学・生理学を組み合わせるという考えのもと、まず健康を確立することで幸福をつかむ方法を教えるものです。ゆえに一般的な民間療法や治療法でもありません。
なんとなく難しいイメージですがここで「マクロビオティック」の基本的な考え方を理解していきましょう。
マクロビオティックの根本として「身上不二」「医食同源」「一物全体」の3点があげられます。
・身上不二は身体と環境(身上)は分けることが出来ない(不二)の意味で、健康と環境はとても密接に関わってくることを表しています。
身体は太陽、空気、水、風土などそれぞれの環境で育てられた食物をはじめ、さまざまのものを環境から得ています。
自分の住んでいる土地の旬の物を摂取していれば、身体がその場所の環境に適応し、四季の移り変わりにも身体が無理なく順応することが出来るのです。
・医食同源は中国の言葉で「食は命なり、食間違えば病発す、食正しければ病治す」という考えから生まれました。現代の日本は食文化の西洋化が進み、それに伴い生活習慣病が激増してきています。日本の気候風土にあった正しい食生活が健康管理には欠かすことが出来ません。
・一物全体は「命あるものは、命あるものをいただいて生きることが出来る。生きているものは全体が調和しているものを食することが大切である。」という考え方です。
例えば日本人の主食であるお米は、玄米は全体の調和が取れ、生きているといえますが、精製された白米は調和のバランスが失われてしまっているのです。